ローテティングレーザーの起動
- レーザー光を反射したり、レーザー光を遮る可能性のある障害物を測定範囲に置かないでください。鏡面や光沢面にはカバーをかけてください。ガラス板または類似の材料を通して測定しないでください。レーザー光が反射したり、遮られると、正しい測定結果が得られないことがあります。
設置

水平

垂直
本機を安定した面の上に水平または垂直に置き、三脚(39)、または壁用ホルダー (42)と調整ユニットに取り付けます。
整準精度が高いため、本機は振動や位置の変化にかなり敏感に反応します。そのため、再整準によって操作が中断しないよう、本機が安定した位置にあることを確認してください。
電源の "入" "切"
注意事項:初めて使用した後、および作業を開始する前に 参照 精度の確認で毎回精度をチェックしてください。
電源を入れるときは、本体の電源ボタン(3)を押します。すると、すべての表示灯(赤)が速い速度(1秒間に3回)で点滅します。本機は、可変レーザー光(8)と上向き鉛直点(11)をレーザー照射口 (10)から送り出します。
- レーザー光を人や動物に向けないでください。距離が離れている場合でもレーザー光を覗きこまないでください。
その後、オートレベリングが開始します。オートレベリング中は、X軸(7)およびY軸(6)のステータス表示灯(緑)が点滅し、レーザー光がポイントモードで点滅します。
オートレベリングが終了すると、X軸(7)およびY軸(6)のステータス表示灯(緑)が連続点灯し、レーザー光が連続照射されます。測定準備が完了すると、本機は自動的にローテーションモードで動作します。
- 本機をオンにしたまま放置しないでください。使用後は本機の電源を切ってください。レーザー光が他の人の目に入ると視力に影響を及ぼす場合があります。
電源を切るときは、本体の電源ボタン(3)を押します。
スリープモード(スタンバイ)
作業を中断する場合、リモコン (21)を使用して本機をスリープモードにすることができます。その際、すべての設定が保存され、衝撃警告機能は有効な状態のままとなります。
スリープモードをオンにするときは、リモコンのスリープモードボタン(29)を押します。すると、本体のすべての表示灯(赤)が遅いテンポ(1秒間に1回)で点滅します。
スリープモードをオフにするときは、リモコンのスリープモードボタン(29)を再度押します。スリープモードは、本体の電源ボタン(3)を短く押してオフにすることもできます。